MUSVI 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 / Founder & CEO:阪井祐介、以下「MUSVI」)は、テレプレゼンスシステム「窓」(以下「窓」)の新モデル「Type C」(コンパクト型)及び「Type X」(ボックス型)を発表し、本日12月9日より受注を開始します。
2025年10月に発表した「Type S」(標準型)及び「Type L」(壁寄せ型)と合わせて4モデルとなり、より幅広いソリューションを提供できる体制を整えました。これにより、利用シーンのさらなる拡大と体験価値の向上を目指します。
新モデルの特長~空間・スペースに合わせて設置できる柔軟性を追求
現場やオフィスが狭く、Type S(標準型)の常設が難しい、既設のディスプレイを活用したい、といったお客様の声に応え、新モデルでは空間・スペースなどそれぞれの環境に合った「窓」をご提供できるよう設置の柔軟性をさらに高めました。
Type C(コンパクト型)は、卓上や棚の上等にも置ける省スペース構造で、設置場所が狭い場合や一時的に設置したい場合などに最適です。また、Type X(ボックス型)は、既設のディスプレイを「窓」に転用でき、画角の広さが求められる大会議室や大規模現場でも利用できるよう横型ディスプレイにも対応しました。いずれも「窓」が持つ臨場感と遅延感のなさを損なわず、対面同等のリアリティを実現しています。

Type C(コンパクト型)の特長
・32インチディスプレイのコンパクトモデル
・卓上や棚の上等にも設置可能な省スペース構造
・小型でありながら臨場感/気配を最大化

Type X(ボックス型)の特長
・必要機材をモジュール化
・ディスプレイは縦横/大小を問わず活用可能
・既設のディスプレイが「窓」になる高い柔軟性
「窓」拡大の背景
「窓」は、ソニーグループ株式会社での20年以上にわたる技術開発に基づき、MUSVIが展開している遠隔コミュニケーションのシステムです。現在、建設・医療・小売・金融を中心に導入され、中でも建設業界は稼働台数全体の約2割を占めています。
建設業界では、工事の大規模化や広域化等により所長・関係者が一ヶ所に集まることが難しくなり、「常に近くにいる」「チームで仕事をしている」感覚が希薄化しています。さらに、働き方改革・人手不足を背景に、技能継承や若手の定着、複層的な施工体制における情報伝達の複雑化といった課題が顕在化しています。DXにより業務効率化が進む一方で現場リソースは不足傾向にある中、つながりや関係性が希薄になり、構造的なコミュニケーションの分断が発生しているにもかかわらず、その補完の必要性が十分に認識されていない状況にあります。
これは建設に限らず、小売、金融、医療・介護など、人の判断と緊密な連携が求められる業界に共通する課題であり、「窓」が貢献できる範囲は広がっています。
利用シーンがさらに拡大(既設のディスプレイを活用した Type X)
主なソリューション
上記を背景に、「窓」は主に以下の現場のコミュニケーション課題を解決する手段として活用されています。
| ソリューション | 内容 | |
|---|---|---|
| 現場内 | 1) 移動課題による業務効率化 |
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| 2) チームワーク支援・若手の定着 |
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| 現場外 | 3) 部署や事務所をまたがる業務支援 |
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| 4) 外部の業務委託先や協力会社との連携強化 |
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| 多拠点 | 5) 多拠点の連携を支援 |
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また、2025年12月10日から12日まで東京ビッグサイトにて開催される「建設DX展」では、スーパーゼネコン各社のソリューション別事例とともに、新モデル「Type C」及び「Type X」を初出展します。実機によるデモのほか、活用シーンや導入方法等をご案内しております。
ぜひご来場ください。
MUSVI は、今後も、空間や距離の制約を超え、現場を支えるコミュニケーション基盤として「窓」のさらなる進化とソリューションの提供を目指します。
【会期】2025年12月10日(水)〜12 日(金)全日とも10時~17時
【会場】東京ビッグサイト
【ブース位置】43-18(南展示棟1階)
【展示内容】新モデルを含む「窓」シリーズの展示・デモ、ソリューション別事例紹介
2025年12月10日(水)10:30~11:15 に、鹿島建設様とともに登壇するセミナー「ゼネコンに聞く! 『窓』を活用した現場コミュニケーション改革」も実施します。こちらにもぜひご参加ください。
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