愛媛県最南端の愛南町の夜はにぎやかだ。
高齢化や人口減少が現実として迫っている中でも、夜の店に集まる人々の表情は明るい。そんな愛南町の人たちが、スナックで都会の人たちとつながっている。
カギとなるのは、最新のデジタル技術。現場を訪ねてみた。(中略)
その画面には、グラスを片手にお酒を楽しむ人々の姿がほぼ等身大で映し出されている。
鮮明な画像と音声。まるでそこに一緒にいるかのように会話をしている。
オンラインでつながっている画面の向こうには、約700キロ離れた東京・銀座のバー。スナックで飲んでいる人たちは、しきりに画面に向かって話しかけている。
近況報告