近況報告

【イベント報告】635kmの距離を超えて、バーチャルなボールが読売ジャイアンツの選手と子ども達をつなぐ

読売ジャイアンツの4投手と島根大学医学部附属病院に入院中の子ども達が、
「窓」を活用した「XRキャッチボール」のイベントで交流しました

2024年6月28日、東京ドーム(東京都文京区後楽)と島根大学医学部附属病院(島根県出雲市)の2ヶ所を「窓」でつなぎ、読売ジャイアンツの選手と入院中の子ども達が「XRキャッチボール」で交流するイベントが行われました。

ソニーグループのクリエイティブセンターが開発した「XRキャッチボール」は、音を頼りにしながら仮想のボールをやりとりするバーチャルなキャッチボールです。東京ドームでは、読売ジャイアンツの菅野智之選手、山﨑伊織選手、赤星優志選手、井上温人選手がイベントに参加。島根大学医学部附属病院に入院中の子ども達は、「窓」を介してあたかも同じ空間にいるかのように4投手とボールを投げ合い、両会場の温かな声援を受けながら「XRキャッチボール」を楽しみました。

今回のイベントは、読売ジャイアンツの社会貢献活動である「G hands」プロジェクトの一環で行われたもので、ジャイアンツの選手やスタッフがファンの方々とも手を取り合い、様々な支援の輪を広げていくことを目的としています。

MUSVIは2拠点の空間をつなぐソリューションとして「窓」を提供し、技術協力を行いました。今後もデジタルテクノロジーの力で人々の生活をより豊かにすることを目指し、その可能性を広く社会に示すような取り組みへの支援を行ってまいります。

菅野投手:遠くにいる子ども達と簡単に交流できるのはとても画期的なことですね。子ども達が少しでも元気になってもらえるよう、こういった支援活動は継続していきたいです
参加したお子様:島根と東京と離れていますが、そこに選手がいるようで楽しかったです。スマホに振動がくるので、本当のボールをキャッチしているようです。

 

看護師さま:野球は、選手と応援する人を一つにするスポーツだと思います。たまたま入院していて動きが制限されている子どもが、東京ドームにいる選手の方々とキャッチボールができたことによって、頑張る力をもらえたと思います。

山﨑選手、赤星選手、井上選手の3投手が交代でキャッチボールをご体験。山﨑選手が、「今投げたよ」「頑張って」と優しく声を掛け、子どもがうまく受け止めると、赤星、井上両投手が「ナイスキャッチ!」と声をあげるなど、あたたかな雰囲気でした。

 

イベント企画・プロジェクト関係者からのコメント

株式会社 読売巨人軍 ファン事業部
藤本健治様
この企画はずっとやりたかったのですが、コロナもありまして2年間温めていたような状態でした。今回実現できて、選手も大変楽しみにしておりました。そして子ども達から元気や勇気を逆にいただきました。

島根大学医学部附属病院 副病院長
臨床研究センター教授
大野 智様
治療を頑張っているお子さん達にワクワクするようなイベントを提供できればと思っていました。実際に私もXRキャッチを体験してみたのですが、想像していたよりもリアルな感じのキャッチボールで驚きました。夢が広がるテクノロジーなんだなと思います。

一般社団法人PLAYERS理事
視覚障がい当事者
中川テルヒロ様
「息子とキャッチボールをしたい」という私の一言を出発点に、障がいの有無や年齢などを超えてどんな人でも楽しめる”インクルーシブなキャッチボール”へのデザイナーの挑戦がスタートしました。巨人軍の選手と病院の子ども達を繋ぐキャッチボールは自分の夢を超えた夢が実現している感覚です。

【イベント概要】

開催日時2024年6月28日(金)15:45-16:30
会場東京ドーム(東京都文京区後楽) / 島根大学医学部附属病院(島根県出雲市塩冶町)
主催読売巨人軍
参加選手菅野智之投手、山﨑伊織投手、赤星優志投手、井上温人投手
企画協力島根大学医学部附属病院
株式会社読売新聞東京本社
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
技術/体験提供ソニーグループ株式会社
技術協力MUSVI株式会社

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