近況報告CEATEC 2022 Award パートナーズ部門グランプリ受賞2022.10.18北良株式会社 / WOTA株式会社 / MUSVI株式会社の共同出展している「WHOLE EARTH CUBE 自律分散型インフラを搭載したサステナブルでレジリエントな次世代の居住空間」のブースが、CEATEC AWARDパートナーズ部門グランプリを受賞させて頂きました。概要自律分散型インフラを搭載した移動可能な居住スペース「WHOLE EARTH CUBE」は、電気、上下水道などの既存インフラを必要とせず、自ら太陽光で発電し、雨水から得た水を循環再生し生活用水、トイレを継続的に使用できる完全オフグリッド型モジュール。サステナビリティとレジリエンスを両立し、地方や山間部などインフラのない場所や大規模災害、紛争などで都市機能を喪失した場所でも快適で安全な生活を実現する。選評北良は、岩手県でさまざまなガスの製造販売、発電、エネルギー販売を展開している企業。東日本大震災にて、被災した医療機関と在宅患者の支援、DMATへの電力供給をきっかけに、その後の災害現場での感染症防止などの被災者支援を行っている。「WHOLE EARTH CUBE」は、電力や上下水、ガスなどのインフラを搭載し、患者とその家族を収容し生活できる移動可能な避難所として開発された。循環再生型の上下水システムや太陽光、LPG発電などを備え、ISO40ftコンテナ規格により既存の物流での輸送を可能としている。人工呼吸器など在宅医療を受ける患者が必要とする機器を全て使っても、患者と家族が必要なインフラが供給できるよう実証実験が進められており、オフグリッド住宅などの応用も進められている。災害対策だけでなく、Society 5.0における社会課題を解決するキーデバイスとしての役割も高く評価された。 どこにいても、いい気がする。前の記事 CEATECでみるSociety 5.0次の記事