2023年12月に行われた、高速光回線「NURO 光」とソニーネットワークコミュニケーションズの子ども向け体験イベント「NURO」オンラインプログラムに「窓」が活用され、その様子がソニーネットワークコミュニケーションズの公式noteに掲載されました。
「NURO」オンラインプログラムは、ソニーネットワークコミュニケーションズが取り組む社会貢献活動の一つ。体験機会が求められる場所へ高速光回線「NURO 光」を無償で提供し、子どもたちに新しい体験を届け、遊びと学びの場を提供することを目指しています。
「窓」がつないだ場所は、大阪府泉佐野市と宮城県多賀城市。距離にすると800km以上離れたそれぞれの会場に1台ずつ「窓」を設置し、子どもたちの様子を映し出しました。会場では、子どもたちが座る長机の片方の端に「窓」を設置することにより、まるで大阪の子どもたちが座る机の隣に、宮城の子どもたちが座っているような様子となりました。
「窓」を通して、目の前にいる新しい友達とのコミュニケーションを純粋に楽しんでくれた子どもたち。800kmの距離を越えて、相手の気配や空気を感じられる「窓」ならではのコミュニケーションを生み出す機会となりました。
イベントがスタートする前は、子どもたちが緊張するのではないか、内気になって喋らないのではないかと心配していましたが、盛り上がる子どもたちを見て、杞憂だったなと感じました。宮城の子たちが本当に目の前にいるようで、新鮮で不思議な感覚になるイベントでした。終わった後も名残惜しそうにしている子どもたちを見ていると、物理的な距離はもちろん、相手との心の距離自体が縮まったように感じます。
(大阪会場となった「さのだい子ども食堂 キリンの家」を運営するNPO法人キリンこども応援団代表理事・水取さん)