千葉銀行は11日、浜松町支店(東京・港)を新設した。都内では15店舗目で、事業向けの融資に特化する。個人向けの手続きはリモート端末を使い省力化した。提携する武蔵野銀行の法人オフィスも同じフロアに入居し連携する。千葉銀は11月に水戸支店(水戸市)も開設した。千葉銀は成長性の高い中堅・中小企業が集積する県外エリアの法人需要掘り起こしを進めている。
(中略)
個人顧客向けの口座開設や住所変更などでは、オンライン相談システム「窓」を活用する。窓は提携先のソニー銀行でも使われている。事前予約制で本部の行員がリモートで相談にのりながら、顧客が手元にある端末を使い自分で手続きを進める。
水戸支店にも窓があり、1人の行員が1日で浜松町、水戸支店の顧客の相談にのることができる。「相談にくる県外の個人顧客は県内に比べると比較的少ない」(担当者)こともあり、効率化を進める。
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