
2025年4月よりスタートした 「どこでも万博」 は、 大阪・関西万博の理念「いのち輝く未来社会のデザイン」を全国に届けるプロジェクトです。
MUSVIのパートナー企業である西尾レントオール(株)様がどこでも万博に特別協賛されており、会場設営も担われています。テレプレゼンスシステム「窓」も西尾レントオール(株)様経由で、この取り組みに参加させて頂きました。
なかでも注目されているのは、重い病気で長期入院を余儀なくされる子どもたち(=スペシャルキッズ)に、“冒険する権利”を届けようという挑戦。行きたい場所に行けないという現実を、リモート技術で乗り越える──そんな思いから「万博遠隔体験:どこでも万博」は誕生しました。
2025年4月27日には、大阪市立総合医療センターで開催されたパブリックビューイングでは、白血病などで入院中の子どもたち約110人がイタリア館の展示を“訪問”。古代ローマ時代の大理石彫刻を眺めたり、タブレット端末でロボットを操作するなど、遠隔でのリアルな体験を楽しみました。「窓」は本部配信拠点とパブリックビューイング拠点との接続で、現場を成功させるための重要コミュニケーション機材として活用頂きました。
MUSVIの「窓」は、西尾レントオール(株)様と共に、どこでも万博を通じて今後もスペシャルキッズをはじめとした多くの人々に、“できない”を越える選択肢を届けていきます。