約700キロの距離を超えて、さあ乾杯―。独自のオンラインシステムで愛南町のスナックと東京のバーをつなぐ取り組みが23日から、始まった。初日は60人以上の参加者が両店に集まり、町特産の愛南ゴールド(河内晩かん)を使ったハイボールで杯を交わし、親睦を深めた。
(中略)
オンラインシステムには、ソニー発のベンチャー企業「MUSVI」が提供するコミュニケーションデバイス「窓」を採用した。窓は、縦約150センチ、横約80センチの大画面にソニーの強みである高品質の映像、音響技術を導入。等身大の相手や空間の奥行き、環境音まで伝えることで「本当に同じ空間にいるような感覚が生まれる」(同社)という。