「窓」で遠隔登壇 建設現場から広がる新しい働き方― けんせつ小町フォーラム2026 - MUSVI株式会社

2026年3月6日、一般社団法人日本建設業連合会主催の「けんせつ小町フォーラム2026」が品川インターシティホールで開催されました。会場とオンラインを合わせて約900名が参加し、多様な人材や働き方への関心の高さがうかがえるとともに、熱のこもったプレゼンテーションのたびに会場からは温かい拍手が送られていました。

本記事では、「窓」を活用して登壇された株式会社竹中工務店様の高崎プロジェクトのチーム「&DO隊」の取り組みを中心にご紹介します。

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「けんせつ小町フォーラム」とは

建設業が女性にとっても働きやすく、働き続けられる労働環境を実現したい。そんな現場で働く人たちの声が原点となり、始まったのが「けんせつ小町」の活動です。会社や立場の枠を越え、女性技術者・技能労働者をはじめとする多様な人材が集い、相互理解とつながりを深めることを目的として、毎年「けんせつ小町フォーラム」が開催されています。

今年のテーマは「違いを認め合い力に変える、これからの建設業」です。当日は会場参加300名、オンライン参加600名(主催者発表)が参加し、多様な人材が活躍できる建設業のあり方について事例紹介やパネルディスカッションが行われました。

事例発表では本社・支店・現場の3つの視点から取り組みが取り上げられ、竹中工務店様の&DO隊の取り組みが紹介されました。

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&DO隊(竹中工務店様 高崎プロジェクト)の取り組み

竹中工務店様の高崎プロジェクトは、群馬県で進められている大規模工場の建設プロジェクトです。遠隔地で人材確保が難しいという制約がある中、創意工夫を凝らし、多様なメンバーが協力しながら工事が進められています。

高崎プロジェクトの概要

  • 群馬県で延床面積約54,000㎡の大規模工場を建設
  • 工期:約23か月
  • 現場メンバー:最大62名
  • 女性比率:約20%
  • 初めての現場や未経験分野に挑戦するメンバーも参加

&DO隊として登壇されたのは、竹中工務店様の則武亮彦さん、大泉奈央さん、本間加奈さんの3名です。現場メンバーが中心となり、多様な働き方に取り組むチームとして活動しています。発表では、キャリアに不安を抱える若手技術者や異業種から建設業に挑戦したメンバー、地方在住で現場に常駐できないメンバーなど、さまざまな背景を持つ人材の経験と挑戦が語られました。
その一例が、本間さんの働き方です。地方に住みながら農業や子育てと両立しつつ、遠隔で書類整理や資料作成などの業務を担い、現場を支援しています。現場に来られないことを制約ではなく、新しい働き方として活かしている点が紹介されました。

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フォーラムから見えた、「窓」活用の可能性

&DO隊の一員である本間さんは、会場と接続した「窓」で山形県から参加。後半のパネルディスカッションも含め会場とのコミュニケーションは自然で、リモートでありながらその場に本間さんがいるような臨場感のあるやり取りが行われました。

また、今回の発表では、施工管理だけでなく、施工図業務や資料作成、遠隔支援など、現場を支えるさまざまな役割があり、「窓」を活用することで、現場に常駐しなくてもプロジェクトに関わることができる可能性を感じさせていただく内容でした。

大好きな建設業で働き続けるため、現場から新しい働き方を発信する大泉さん。地方在住という距離な壁を乗り越え、遠隔で現場を支える本間さん。そして、人手不足というピンチをチャンスに変え、新たな視点でチームを率いる則武さん。「制度を待つのではなく、現場からできることを始めていく」。&DO隊の発表には、現場起点のメッセージが込められていたのではないでしょうか。
多様な人材がそれぞれの形で建設業に関わり続けられる未来に向けて、MUSVIも「窓」を通じた貢献と活用の可能性を広げていければと願っています。

建設業界×「窓」

けんせつ小町」は、建設業には女性が力を発揮できる仕事が数多くあること、すでに多くの女性が土木・建築・設備・機械など多様な職種で活躍していることを、広く業界内外の皆さんに知っていただきたいという想いから選定しました。

けんせつ小町」のロゴマークは、ヘルメットをオレンジ系の花びらに見立て、建設業で明るく活き活きと活躍する女性を表現しています。5枚の花びらは、建設業の重要なファクターであるQ(品質)、C(費用)、D(工期)、S(安全)、E(環境)にちなんでいます。

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